今日、プーケットダイビングにご案内したのは、アドバンス講習2日目のY様ご夫妻。
昨日はラチャノイ島ラチャヤイ島に行ってきましたが、今日はピピ島シャークポイントを潜ってきました。
天気の良くて、風もほとんどなし。
船もとても快適でした。
写真は映画の舞台のピピ島のマヤベイです。

1本目はピピ島のビダノック。
写真でもわかるとおりに透明度は、残念な感じ。
でも魚の量はとても多かったんですよ。
1本目はアドバンス講習のディープダイビングをしました。
深場の28mまで深度をとって、色の見え方の違いや、ダイブコンピューターの減圧不要限界の違い、
それに乱数表を使ったガス昏睡のチェックをしてみたのですが、お二人とも水中の方が3倍くらい遅くなっていました。
旦那様に聞くと、すこしぽわ~としていたと言っていましたから、ガス昏睡になっていたのかもしれませんね。

ビダノックも西側の浅場に回ると、透明度はとてもよくて、光が入った浅瀬は岩がキラキラ光っていました。
アドバンス講習も2日目になって、すっかり呼吸が安定してきました。
ここは5m程度なのですが、浮き上がることもなく姿勢も安定して泳げていました。

2本目はピピ島のタートルロック。
ここの根は、岩肌をカラフルなサンゴが覆い、そのうえには黄色と銀色のフエダイがむれていて、とてもきれいです。

満潮がぎりぎりでしたが、なんとか青い世界を見てもらうことができました。
私たちの前にはもう1チームがここにいて、そろそろ他のインストラクターにもばれてきたのかな?
4月も中旬になって、徐々に西風が吹き始めてきたので、今日が今シーズン最後の青の洞窟かもしれません。

地形を楽しめるのがタートルロックの魅力の一つ。
なかなかかっこいいでしょ。
肺の力で、浮力をコントロールできていましたよ。

この光の陰と陽が私はとても好きで、きれいだと思っています。
2ダイブ目にタートルロックを潜ると、このコントラストがさらにくっきりとしています。

水面に光が差し込んでいるのがわかるでしょうか?
ここは洞窟の入り口。
奥まで入って鍾乳洞のような景色を楽しんでもらいました。

久しぶりに出会ったウミガメ。
岩の隙間に入り込んでいたので、お客さんと一緒の写真は撮れませんでしたが、GoProにはしっかり収めてもらいました。

3本目のシャークポイントは激流れ。
泡が真横に流れて渦巻いていました。
すでにアドバンス講習のドリフトダイビングは潜り終わっていましたが、ここでしっかりドリフトの泳ぎを体験してもらうことができました。
流れの中で目線や呼吸、3本目ということで減圧不要なども話をしながら、シャークポイントの華やかなソフトコーラルも堪能してもらいました。

肺の力で滑らかに浮力の調整ができていたので、焦って浮きあがることもなく、流れの中で景色を楽しむ余裕もあったのが素晴らしかったです。なかなかできないんですけどね。

アジア近隣諸国にお住いのY様ご夫婦。
今回は3連休が取れたので、プーケットでアドバンス講習をすることに決めたそうです。
次の連休は山登りだそうですよ。
いいですね。
またぜひ、プーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。