今日、プーケットダイビングにご案内したのは、昨日ピピ島とシャークポイントに行ったK様とS様。
今日はマリンパーク3ファンダイビングに行ってきました。
天気はまずまずでしたが、徐々に波が出てきたのは、季節の変わり目だからかもしれません。

1本目に潜ったのはキングクルーザー
プーケットを代表する大型沈船ポイントです。
沈んでもう20数年、いまではすっかりサンゴが船一面についていて、サンゴが華やかなポイントになっています。
写真の黄色いのはイボヤギ。
流れが当たる場所には、船を覆うようにイボヤギがついているのがわかるでしょうか?
黄色が華やかなな印象がありますが、光を当ててみると意外と根元の方は赤く見えます。
流れがあるとこんな風にポリープが開いてとてもきれいなんですよ。

ここは船首側のカーデッキ入り口付近。
紫色のソフトコーラルとその下にはイボヤギの黄色、そしてサンゴの上にはクロリボンスズメダイがひらひらと待っていて、とても雰囲気のある場所です。

大型沈船の周りには黄色をしたキンセンフエダイも船を覆うように群れています。
白色のソフトコーラルはこのキングクルーザーでよく見かけますが、白色と黄色と紫色がなんともカラフルです。
透明度は決して高くないポイントですが、これだけの魚の群れと、ソフトコーラルを楽しんで頂けるのが、このキングクルーザーの良さだと思います。

これは2本目に潜ったシャークポイントにあったイソギンチャク。
巾着状になったイソギンチャクの裏がこんな色をしているのを見たのは初めてでした。
黄緑色に紫色のストライプが入っていて、なんとも奇妙ですよね。
もしかしたら、イソギンチャクの裏の色はこんな風にして、色が変わっていくのかな?と思いました。

昨日はどのチームも見つけることができなかったトラフザメ。
今日はちょっと流れに逆らっていくと、岩の横に寝ていました。
この個体は小さ目の方。
他にどこのチームもいなかったので、私たちでしばらく独占しました。
お二人とも小さな目がわかるくらいに接近して、ツーショット写真も撮ることができました。

シャークポイントと言えば、こんな真っ赤なソフトコーラルのイメージです。
これは肉眼で見ると、ちょっと黒っぽいのですが、こうして光を当てると、何とも鮮やかな赤色をしていますよね。
今日は少し流れがあったので、ポリープが開いて一層鮮やかな赤色に見えました。

これは3本目に潜ったドクマイ島。
今日はエントリーした地点は、透明度が抜群。
ドクマイ島は透明度が良いと、ポイント全体が広く見えます。
しかも流れはそこそこ。
いつもならば岩壁ばかりを見てしまうドクマイ島ですが、今日は中層に出てこんなフュージラーの大群が目の前いっぱいに広がっている様子を楽しんで頂きました。

他のチームは岩壁を流していましたが、私たちは中層を漂うようにドリフトダイビングです。

フュージラーに夢中になっていたら、洞窟の中には1番乗りで入ることができました。
他のチームが入っていない洞窟は明るくて、透明度も抜群。
一番奥まで見ることができました。
二人のシルエットもきれいですよね。
お二人ともライトをお持ちだったので、洞窟の中をあれこれのぞいて楽しんでいました。

これはドクマイ島の8m付近。
ドクマイ島は潮の流れが強いポイントでもあるので、こんなウミウチワをあちこちで見ることができます。
サンゴの根は黄色ですが、先の方は意外と赤いですよね。
人の背の丈くらいに大きなウミウチワもあって、安全停止に入る前はそんな景色を楽しんでもらいました。

2日間、プーケットのダイビングを楽しんで頂いたお二人。
華やかな頃のシミランを知っていたり、普段から潜っている沖縄とも比較しながら、1本潜るごとに感想を聞けたのも良かったです。
それぞれのダイビングサイトの良さを分かっているお二人。
今回は透明度はそれほど良くはなかったのですが、魚影の濃さやサンゴをたっぷりと楽しんで頂けたと思います。
また機会があったら、ぜひプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。