今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しのN様ご夫妻。
今日明日と、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを潜って頂きます。
お二人とも150本程度潜っていて、のんびりダイビングがご希望です。
今日も1本目はプーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
すこしずつ透明度が、白っぽくなってきました。
それでも普段から日本の海(和歌山)で潜っている旦那様には、クリアに見えていたようです。
日本で普段から潜っているお客さんは、どこへ行っても透明度が良く感じられて、幸せだと思います。
ウエットスーツは3㎜のロングウエットスーツを持参しています。
プーケットに来る前に足慣らしということで、先日和歌山で潜ったときは20℃だったそうです。
ちょうど大雨に当たってしまって、透明度もよくなかったので、今日のプーケットはより温かく、きれいに見えたんだと思います。
奥さまは5㎜のロングウエットスーツを持参です。
ちょっと不安があったので、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを2日間にしたとおっしゃっていました。
それでも150本近く潜っているだけあって、サンゴの上も落ち着いて潜っていました。
今日の2本目は、プーケットのラチャノイ島のバナナロック。
枝先が青いエダサンゴが一面に広がっているポイントです。
お尻の模様が、昔の弓矢の先の鏑矢のような模様なのがよくわかりますね。
カブラヤスズメダイが上下左右に揺れる様子はとってもきれいなんですよ。
バナナロックの岩場の上にいるカクレクマノミ
ちょっと小さいですね。
真ん中にいるのが、わかるでしょうか?
名前のように隠れてしまうので、わかりづらいですけど、人気者になるだけあってかわいいです。
今日はバナナロックの沖の深場に行ってみました。
ここは水深20m程度。
岩場の先にはフュージラーが中層にたくさん群れていました。
ちょうどそこに大型のアジがやって来て、青色のメニーラインドフュージラーが、一斉に同じ方向を向いて逃げているところです。
旦那様の手が左上にちょこっと出ていますが、アクティブカメラを持参で群れの撮影に夢中。
奥さまは肉眼でしっかりと、ハートと記憶に収めていました。
普段、ラチャノイ島ラチャヤイ島というと、スズメダイの群れが中心で、なかなかこうして中層の魚達の大群を目にするチャンスがありませんでした。
今日は久しぶりに、プーケットのダイナミックらしさを味わっていただけたと思います。
群れの下の方の岩の上には、ブラックピラミッドバタフライフィッシュが群れていました。
白い模様が三角形のかわいい魚です。
この魚は、目の前がかすんで見えなくなるほど群れると言われる、カスミチョウチョウウオのインド洋版と言われています。
ブラックピラミッドバタフライフィッシュを縮めて、「ブラピ」なんて呼んでいますが、最近はこの話をしても反応してくれる人が少なくなりました。
ちょっと寂しいです。
バナナロックの浅場のサンゴの上はこんな水色とオレンジ色のスズメダイが群れていて、きれいです。
今日は多少流れもありましたが、ボート戻りだったので、こんな景色も眺めてもらいました。
1本目のバナナベイと違って、岩場にポツンとあるサンゴなので、景色がちょっと違って見えますね。
これはバナナロックの浅場5mあたりにある、茶色っぽいエダサンゴ。
ちょうどミスジチョウチョウウオと一緒に撮ることができました。
このミスジチョウチョウウオ。
これもインド洋版と言われています。
太平洋版は尾びれの付け根が白っぽいそうです。
インド洋版はオレンジですね。
他のWebでは、ミスジチョウチョウウオと呼ばないで、メロンバタフライフィッシュと呼んでいました。
全体が紫色をしているのも、インド洋版の特徴らしいです。
これはいつも潜っている、プーケットのラチャヤイ島の沈船。
今日は程よい流れで、キンセンフエダイの大群がちょうど船の横にきれいに群れていました。
明日もここへ来るので、今日は群れを中心に楽しんでもらいましたが、いつ見てもきれいです。
明日もラチャノイ島ラチャヤイ島へ行きます。
明日は今日と違うダイビングボートを選びました。
同じラチャノイ島ラチャヤイ島ツアーでも、船が違うと若干潜るポイントが変わってきます。
今日は天気が曇りがちで、海の中は光があまり入っていませんでしたが、明日は日差しも出てくるという予報です。
サンゴや白い砂がキラキラ光る様子を楽しんで頂きたいと思っています。