今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しのN様。
この時期に透明度の良いラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを最初に進めたのですが、「ピピ島マリンパーク3ファンダイビングはどうでしょうか?」と返信がありました。
N様は、すでに50本の経験本数があり、最終ダイビングも8月と直近で潜っていたため、それならばということでご希望のピピ島マリンパーク3ファンダイビングへご案内しましたが、それが大正解でした。
今日のブログは、ピピ島とプーケットの魅力を存分にお伝えしたいと思います。
まずはピピ島のマヤベイ。
今はローシーズンで、西風が吹いているので、マヤベイには波が高く立ち寄ることができません。
ただ今日は波もほとんどなく、天気も素晴らしいでしょ。
青い空と青い海と、白いビーチと緑がとてもきれいですね。
まるでハイシーズンのような景色です。
1本目に潜ったのは、プーケットのシャークポイント。
意外と流れていました。
流されながら潜降すると、ちょうどシーホースの根の上だったので、ラッキーでした。
少し流れに逆らいながら1の根から2の根へ進んでいくと、シャークポイントで始めてみるマダラトビエイがいました。
ラチャノイ島で見かけるのは、ちょっと小さいのですが、今日のマダラトビエイは意外と大きくて立派。
お客さんとこうして一緒に写っても見劣りしませんよね。
2の根の周りをぐるぐるとゆっくりと回ってくれていました。
流れに逆らないながら2の根の先まで行くと、今日もいましたトラフザメ。
小さい個体の方でしたが、なんだか見るたびに大きくなっているような気がします。
今回はピピ島とマリンパークを潜るので、お客さんにはできるだけご自身のマスクとフィンを持ってきてくださいとお願いしておきました。
N様がお持ちになったは、Super Mew。
今日の流れの中では、レンタルフィンを履いた他のチームはここまで来られなかったみたいで、トラフザメを独占でした。
今日は1本目にシャークポイントだったので、お客さんはちょっとまだ中性浮力が不安定。
2の根のトップは、流れもあったので、ちょっと辛かったかな?
でもソフトコーラルのポリープがきれいに開いていて、そこに魚たちがぐしゃぐしゃっと群れてとても華やかでした。
2本目はピピ島のタートルロックへ。
ローシーズンのこの時期にタートルロックへ入ることはなかなかありません。
うねりもなく魚の群れは素晴らしかったです。
写真に写っているのは、銀色のフエダイのアーレンバーグスナッパーと黄色のフエダイのキンセンフエダイとニセクロホシフエダイ。
N様はアクティブカメラで群れをじっくり撮影していました。
タートルロックは地形が楽しめるポイント。
こんなスイムスルーの中には、さらに小さな穴があって水が抜けています。
そこに小さなウミウチワや光が差し込んでいる様子をアクティブカメラで撮影していました。
呼吸の話もして、浮く前に上手に息を吐いていたので、落ち着いて撮影できていましたね。
こんな岩と岩の間を抜ける楽しめるがあるのもタートルロックの良いところ。
ちょっとしたアトラクション的な雰囲気が楽しめます。
2本目からは、帽子(キャップ)をかぶりながら潜っていました。
ちょうど空気を吸い終わって、水面から降りてきたタイマイに出会いました。
ちょっと小さな子亀でしたが、このタイマイも他のチームがまだ気が付いていないときだったので、こうしてツーショットで撮影することができました。
きれいですよね。
3本目に潜ったのは、ピピ島のビダノック。
いつもは1本目に潜るポイントなのですが、今日は最終ダイブ。
それもあってか、他の船がいなくて、海の中ではたっぷりと魚と楽しむことできました。
これは潜降して間もなくに出会った、イエローバンドフュージラーの群れ。
黄色というより金色に輝く体の線がとてもきれいな魚です。
見てください、この群れ。
ピピ島のビダノックといえば、このキンセンフエダイの大群が有名ですが、このローシーズン中はこちらの西側のポイントに入れなかったので、久しぶりに出会った大群です。
今日は特に魚が固まっていたと思います。
滝のように流れてきたり、360°囲まれたり。
もう圧巻としか言いようのない、素晴らしい群れでした。
ムービーでもキンセンフエダイの大群をご紹介しています。
西側のポイントから、水深4m程度の浅場を通って湾内に出ました。
光のカーテンがきれいにできていました。
暗いところからこんな風に明るいところを見ると、とても素敵でしょ。
そこにお客さんがシルエットのように写っているのもかっこいいですよね。
今日は浅場でブラックチップリーフシャークを待っていたら、次から次へと連なってサメが出てきてくれました。
10数匹はいたんじゃないかな?
ムービーに写っていたのは、そのなかの3匹。
もう間近で見ることができましたよ。
湾内の中央あたりで、このヒメツバメウオの群れに出会うのは初めてでした。
浅場に群れる魚なのですが、こうして群れで泳いできて、青い海をバックに、銀色の身体をキラキラさせて、とてもきれいです。
今日は、プーケットのシャークポイントと、ピピ島で見られる大物やマクロ、群れのオールスターキャストが勢ぞろいという感じでした。
マダラトビエイは特別ゲストって感じですかね。
しかも他のお客さんがほとんどいなかったので、サメもカメもエイも独占状態だったのが最高でした。
N様もピピ島マリンパーク3ファンダイビングにして大正解だったと思います。
是非また、プーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。
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