今日、プーケットダイビングにご案内したのは、職場の同僚の3名のお客様。
ダイビングに出かけるときはいつも一緒に潜っているそうです。
今日は、マリンパーク3ファンダイビングにご案内しました。

1本目に入ったのは、プーケットの大型沈船、キングクルーザー
六甲丸という名の日本のカーフェリーでした。
それがもう20年以上も前に沈んだので、すっかり大きな漁礁になっています。
なんだかここ最近、潜るたびに魚影が濃くなっていく感じがします。
もう船の鉄板が見えないくらいでしょ。
塊になっているのは、黄色いキンセンフエダイの大群です。

ちょっと気を抜くと、お客さんが魚の大群で見えなくなってしまうほどの魚影です。
もう船の上の部分はすっかりと崩れ落ちていますが、側面はまだまだしっかりしています。
時として、流れも強いポイントなので、こんな風に魚が多く集まってくるのだと思います。

いかにも大型沈船だな!と感じがする船首にある太いロープを巻き付けるウインチです。

甲板の上には、こんな華やかなソフトコーラルが鉄板を覆いつくしています。
その上にキンセンフエダイやアジの群れが、まるで雲海のように群れていて、それはそれは華やかなんですよ。

どうです、この大群。
どこを見渡してもこんな大群ばかりです。
キンセンフエダイが目立ちますが、鉄板の周りにはイエローバンドフュージラーなどの小さな魚たちが群れを成しています。
その小魚を狙うようにオニアジやホソヒラアジやツムブリと言った大型の魚たちが、小さな群れに突っ込んでいくシーンは、迫力があります。
逃げる小魚たちがダイバーの目の前をぐるぐるするので、目が回ってしまいそうになりますよ。

これは2本目に潜ったプーケットのシャークポイント
水の下に隠れた、隠れ根の2の根の上には、こんな色鮮やかなソフトコーラルが、根を覆いつくしています。
光に当たって、赤いソフトコーラルがとてもきれいですね。

地味な色をしたハードコーラルも、鮮やかなソフトコーラルの引き立て役になっています。
その周りをスズメダイがひらひらと舞うように泳いでいるのは、シャークポイントらしさだと思います。
ここは5m程度の浅場です。
ちょうど安全停止中にこんな景色を楽しめるのも、プーケットのダイビングの良さだと思います。

これは3本目に潜ったプーケットのドクマイ島の洞窟。
水深15m程度のところにあります。
大きな洞窟の中に、こんな小さな洞窟があって、中に入ることもできます。

ドクマイ島は流れの強いポイントでもあります。
ちょうど潮が当たる付近には、こんなに立派なウミウチワがあります。
とても華やかですよね。

今回は中級者ポイントのマリンパーク3ファンダイビングを潜っていただきました。
透明度はそこそこでしたが、驚くような大群や華やかなサンゴを楽しんでいただけたと思います。
また機会あったら、ぜひプーケットにダイビングをしに来てほしいです。
お待ちしています。