月曜に引き続き、プーケットダイビングにご案内したのは、日本からお越しのY様。
月曜日のラチャノイ島ラチャヤイ島では、肺の力で浮力をコントロールすることを重点に、しっかりスキルアップをしていただきました。
今回初めての水中カメラということだったので、撮影の仕方についてや、フィンでスカーリングさせて、同じ場所にとどまることなど、色々と説明をしてプーケットの海を楽しんでいただきました。
そして2日目はピピ島シャークポイントに潜ってきました。
下の写真は、1本目のピピ島のビダノック
浅場は写真のように透明度も良くて、水中がキラキラして見えました。
ブラックチップリーフシャークもばっちりみられましたよ。

イソギンチャクと言っていますが、イソ+キンチャクと考えると、下の写真が理解できますよね。
ピピ島ではこんなイソギンチャクの裏側がカラフル(紫色、白色、緑色、深緑色)な様子を見ることができます。

水深が5mを超えて、大きなサンゴが現れ始めると、透明度もだいぶ白っぽくなってしまいました。
ただこんなキンセンフエダイの群れが目の前に何度も現れて、魚に囲まれながら、魚と一緒に泳ぐ体験をたっぷりとしてもらうことができました。

これはピピ島の2本目に潜った、ピレイウォール。
ちょうど映画の舞台のマヤベイの裏側(東側)に当たります。
波が高かったので、波を避けるために、このポイントにやってきました。
どちらかというとマイナーなポイントですが、スキル練習をするにはちょうど良い場所です。
写真は、Y様がクマノミなどを撮影しているところですが、よく見るとフィンの先が下を向いていますよね。
これは足首を曲げて、フィンでスカーリングの技術を使って、その場にとどまっているところです。
初心者のうちは、フィンで前進はできます。
ただクマノミなどを撮影しようと近づくと、ちょうどいい所でなかなか止まることができません。
フィンを止めただけでは前には進まなくなりますが、今度はバランスが取れずに結局、クマノミを上手に撮ることできないものです。
そんな時に、フィンでスカーリングをすると、少し前に出たり、バックしたり、とどまることもできます。
2日目になって少しずつ要領がわかってきたようです。

これは3本目に潜ったプーケットのシャークポイントで撮影した大型のアジです。
この時は極太のピックハンドルバラクーダの群れも間近で見ることができました。
透明度が今一つだったので、魚も警戒心が薄れているのか、私たちに迫ってくるように近づいてきました。

これは3日目の水曜日に潜った、プーケットを代表する大型沈船、キングクルーザーの鉄板の上です。
一時は、温暖化でサンゴがほとんど見られなくなりましたが、徐々にソフトコーラルは復活し始めています。

これは2本目に潜った、プーケットのシャークポイント。
前日は流れに逆らいながら、流れの先に行って、このピックハンドルバラクーダを見ましたが、3日目は流れが逆だったので潜り始めてすぐに群れに出会うことできました。
これだけ極太が、目の前に迫ってくると、ちょっと身構えてしまいますね。

こんな砂の上にいるハリセンボンも、上手に深度を落として撮影することができていました。

シャークポイントの、2の根と3の根の間のブロックのところにいたツバメウオ。
胸鰭がきれいな黄色で鮮やかですね。

2の根と3の根の間では、最近はこんな魚が群れを成しているのを見ることができます。
最初は小さなサメかな?と思ったのですが、よく見るともっと優しい顔をしています。
ジンベエザメなどの大型の魚と一緒の泳ぐ、スギのようです。
でも意外と大きくて、見ごたえがありました。

これは3本目のプーケットのドクマイ島で撮影したイボヤギです。
1本目に潜ったキングクルーザーでは、流れがなかったのでポリープが開いた様子を見ることができませんでした。
3本目は程よく流れていたので、きれいなイボヤギを見ていただけました。

ドクマイ島の洞窟です。
ちょっと早めに到着して、まだ透明度があるうちに撮影しました。
シーホースを見たり、エビやパイプフィッシュを見たりと、ドクマイ島ではマクロを楽しんでいただきました。

3日間で、計9本のダイビングをプーケットで楽しんでいただきましたが、スキルもぐっとアップして、写真撮影も上手になりました。
波がある中でのダイビングボートへエキジットや、激流の中で泳いだり、透明度があまりない中で泳ぐなど、コンディションが厳しい場面もありましたが、とても落ち着いて対応していたのは素晴らしかったです。
まだまだダイビングを始めて間もないですが、これからたくさん潜りこんで、さらに上達していただきたいです。
そしてまたプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。