今日、プーケットダイビングにご案内したのは、12/21(日)にピピ島マリンパーク3ファンダイビングをご案内したK様。帰国日まで時間あったので、1日だけ予約の入っていなかった今日、急遽潜ることにしました。

ダイビング本数は意外と多くて、頻繁に世界の海を潜っているK様。
大物を見たいということでピピ島マリンパーク3ファンダイビングに出かけてきましたが、サメや群れにも出会うことができました。
本当はもう一日は、マリンパークを希望していたのですが、すでに船会社の予約がいっぱい。
そこで、天気も良く、波がないことも予報で分かっていたので、まったく雰囲気の違ったラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングご案内することにしました。

ここ数日、本当に透明度がよいです。
島に着くと、水面がきらきら光っているのがわかります。
船上から水面をのぞくと、水底のサンゴや白い砂地がはっきりとわかるほど、透明度は良くて、30mといっても言い過ぎではないと思います。
下の写真はフタホシフエダイの大群。
魚の目や体がきらきら光って見えます。

こちらはタイワンカマスの群れ。
青い海と白い砂地に、カマスの銀色の体がきらきら光っているでしょ。
プーケットでは雨季のシーズンにこんな風に、透明度がよくて天国のような雰囲気のことはありますが、乾季でこれだけ水が抜けているのはなかなか珍しんですよ。

大きなサンゴの周りにはスカシテンジクダイが群れています。
骨まで透けているガラスのような魚で、これも日光に照らされてきらきら光ってとてもきれいです。

2本目は、プーケットのラチャノイ島の一番北にあるノースポイントへ。
今日利用したダイビングボートはこのノースポイントをときどき潜ります。
2本目によく潜るマンタベイに船がいっぱいだったり、潮の流れが緩やかな時にここを潜りますが、ここも写真からわかるように透明度はとても良かったです。
サンゴの下にリュウキュウハタンポの群れがシルエットになってきれいですね。

ここのノースポイントは、潮の流れがきついことが多いです。
湾内の浅場はとても穏やかなのですが、湾の両サイドは大きな岩が積み重なった地形をしています。
流れがあるときにはそこにフュージラーの群れが渦巻いてとてもきれいなんです。
流れがあるので、ラチャ島方面ではあまり見られないこんな色鮮やかなソフトコーラルがついていました。

湾の両サイドはこんな大きな岩がごつごつしています。
青い海の色と、巨岩のごつごつした感じは、少しシミランを彷彿とさせます。
写真にはありませんが、モンガラカワハギやインドシテンヤッコも見かけました。
プーケットではほとんど見かけない魚ですが、シミランに近い環境なので居ついているのかもしれません。

これは安全停止中にフタホシフエダイの大群を見ながら泳いでいた時の写真。
体の力がだいぶ抜けてきて、きれいな姿勢になっています。

これはプーケットのラチャヤイ島No1ベイの沈船。
最近はこちらの小さいほうの沈船にダイバーがいかなくなっています。
ゆっくり潜れるのはいいのですが、魚もちょっと少なくなっているかな?

流れの上まで行ってみると、いましたいました、タイワンカマスの大群です。
あたり一面、全部カマスの群れで、ダイバーもまったくいませんでした。
カマスの大群を独り占めでした。

魚と一緒に泳ぐ楽しさを実感してもらいました。
フィンキックをゆったりと蹴ると、魚の中に入っていくことができます。
竜宮城のようですね。

今回は、ピピ島マリンパーク3ファンダイビングとラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングの2本面を楽しんでいただきました。
同じプーケットでも全く趣の異なるポイントが紹介できてよかったです。
次はぜひシミランにもご案内したいと思います。
また遊びに来てください。