先週末にプーケット入りして、初日はラチャヤイ島2ファンダイビングに、そして日曜日にはピピ島マイトン島に行ってきたリピーター様のK様。
中2日間はプーケットの島内観光などをしていただき、今日はラチャノイ島ラチャヤイ島に行ってきました。
昨日までは高波で船が大揺れでしたが、今日は少し落ち着きました。
透明度もなかなか良くて、気持ち良いダイビングでした。
1本目はプーケットのラチャノイ島、バナナベイです。
浅場に来ると、写真の様にカマスの大群に出会うことができました。
数千匹はいると思います。
ぐっぐっと、群れの中に入り込んでいって、カマスが横に見えるくらいになったら、360°カマスワールドです。
2本目はフリーダムリーフを潜りました。
ここは湾の手前でエントリーして、サンゴの上に群れるこんなスズメダイの間をダイビングしていきます。
サンゴと砂地の間が16m程度。
砂地に点在するサンゴの根の上には、こんなソフトコーラルや、黄色いフエダイの群れが回っています。
青い海に黄色の魚がとてもきれいでした。
深度を上げて棚になったところまでくると、いました!ウミガメ!!
プーケットのウミガメは、タイマイという種類です。
顔が鷲みたいにとがっているのが特徴ですね。
甲羅は苔むしています。
甲羅をべっ甲細工に使うウミガメで、一時期は絶滅危惧種だったそうですが、今は養殖もされているらしいです。
浅草のべっ甲細工の職人のお客様がそんな話をしてくれました。
他のダイバーがいなくなったところで、徐々に接近してこんな写真を撮りました。
動画は一番下に掲載しています。
いったん水面まで空気を吸いに行っていたウミガメはまた戻ってきました。
ちょうどツノダシと一緒に写真に収めることができました。
実物はもっとかわいいんですけどね。
これは浅場のサンゴの上に群れるグラスフィッシュと、キンギョハナダイ。
フラッシュを当てると、キンギョハナダイのオレンジ色と、グラスフィッシュのキラキラがとてもきれいなんです。
透明度がよい青い海だと、さらに背景が濃い青い色で、オレンジ色と透明キラキラが映えますね。
エダサンゴの上にはこんなキャベツコーラルがあって、とてもきれいです。
フリーダムベイのエダサンゴはこんな茶色っぽいものが多いですが、それでもその上にオレンジ色のネッタイスズメダイが群れていて、何とも癒し系のダイビングポイントになっています。
これは3本目に潜ったプーケットラチャヤイ島のNo1ベイの沈船の中です。
すでに初日に個々の沈船を潜っているので、今日はキャプテンルームの部分で写真を撮影しました。
こんな黄色いキンセンフエダイが目の前を通過して、雰囲気満点です。
ツバメウオの群れは30匹近くいたと思います。
ちょうどこの時、流れの上の方からタイワンカマスの大群がやってきたので、これはチャンスと思って写真に収めました。
でもちょっとカマスの姿がわかりづらかったですね。
実際の海の中はとても素敵だったんですよ。
もう目の前をツバメウオの大群が泳いでいて、魚になったようなK様。
ツバメウオは近づいても逃げることもなく、むしろ人懐っこく近づいてきてくれるので、とてもかわいいです。
これだけの数が揃うと、さらにかわいらしさが増します。
数日前に潜ったピピ島マイトン島が、思ったよりも透明度が良くなかったので、今日のプーケットのラチャノイ島ラチャヤイ島は、なおさらきれいに見えました。
流れもそれほど強くなく、透明度もあって、プーケットのローシーズンの良さが現れていたように思います。
日本の旅行代理店などでは、「今の時期のプーケットの海は、濁々ですよ!」なんて言っているそうですが、それはパトンビーチなどのプーケット島の西に面したビーチのこと。
いったんダイビングボートに乗って離島に行ってしまえば、今日のようにとても透視度のよい、気持ち良い海が待っていてくれます。
そろそろ海外旅行に出かけようか?と計画している皆さん。
ぜひプーケットへダイビングしに来てください。
お待ちしています。