ダイビングのお客さんが2週間ほどいないので、天気もよくなったのをチャンスに、クラビへ来ました。
2日目に訪れたのは、クラビ観光の中でも、とても有名なエメラルドプール。
タイ語では、サ・モラコットと言います。
サは、プールを意味していて、モラコットはエメラルドというよりも、とても美しい緑色のことを指すそうです。
嫁さんはピースサインをしてご満悦。
写真がそのエメラルドプール。
クラビの街からさらに南へ1時間ほど進んだ山の中にあります。
入場料は外国人が200バーツ、タイ人は20バーツです。
徒歩で山の中を1kmほど進むとこんな天然のプールが現れます。
近くには着替えや簡単なシャワーも浴びる施設もあって、レンジャーとバッチを付けた係員が監視をしています。
写真にはあまり人が写っていませんが、このあと昼に近づくにつれて、欧米人やマレーシア人の観光客がどんどん増えてきました。
水が緑色に見えるのは、おそらく温泉と同じ成分だからだと思います。
水底はちょっと粗目の砂で、水深も1m~1m50cmくらいと、ちょうどいい深さです。
このエメラルドプールの源流をさらに上がっていくと、こんな原生林に囲まれた道があります。
1kmくらいあるので、ちょっとした森林浴です。
そしてたどり着いたのが、ここブループール。
きれいでしょ。
本当にブルーに輝いているんです。
まだこの先にも源流はあるのですが、ちょうど水がたまった白い砂のところなので、こんな風に青く見えるんだと思います。
この時はほかに観光客もいなかったので、この神秘的なブループールをじっくりと眺めることができました。
ちなみにこっちはエメラルドプールから下流に流れてできた池。
同じ水でも色の輝き方が違いますよね。
これでも十分にきれいなんですよ。
クラビ旅行は、自然の中を散策することが多いので、毎日歩いてばかりです。
昨日の山登りで、もう脚がパンパンになっているので、今日もエメラルドプールの1か所だけを見てホテルへ。
ゆっくりと温泉につかって、疲れを癒します。
そして3日目は、ホテルをチェックアウトして、プーケットへ。
途中のクラビ県とパンガー県の境にあるのが、この立派な塔があるお寺、ワット マハータート ワチラ モンコンです。
グーグルの口コミが、3,676件あって★が4.7。
とても評価の高いお寺ですが、来てみると納得。
とても豪華できらびやかなお寺でした。
これはとても有名なお坊さんだそうです。
タイではこんなお坊さんの大きな像が、あちこちにあります。
ちょっと日本人が見ると不思議ですよね。
高い塔の周りには、こんな仏像が並んだ廊下があります。
塔を囲んで、約200メートル×4方向くらいにびっしりと金色の仏像が並んでいる、とても厳かな感じがしました。
金色の塔の中に入ると、中もとても立派でした。
中央にあるのは、真っ白な仏像。
壁面にも装飾が見事にされて、なんとも豪華でした。
コロナでお客さんがいないときは、旅行をする気もしませんでした。
ただ今はプーケットではコロナが落ち着いて、ダイビングのお客さんもやってくるようになりました。
すこし収入も入るようになって、ちょっと余裕も出てきて。
ハイシーズンに入る前のお客さんのいない時期を狙って、こうしてクラビ観光をしたのですが、とてもよい気分転換になりました。
ダイビングとはちがう自然を感じられたこと、
温泉に入れたこと
そして、毎日家にいて「退屈だ~」とぼやく嫁さんが、にこにこする顔になったのが何よりよかったです。
3日間遊んでしまったので、帰ってきたらまたバリバリ仕事です。
11月からはプーケットもハイシーズン。
日本のお客さんが、今年こそたくさん訪れてくれることを願っています。