今日プーケットのダイビングにご案内したのは、3年前にご一緒したY様ご夫婦。
このコロナの間、ダイビングができていなかったので、特に奥さまは不安いっぱい。
そんなお二人に3日間、プーケットの海を楽しんでいただこうと思っています。
初日にご案内したのは、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビング。
1本目に潜ったのは、プーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
大きな湾の中央あたりは、こんな白い砂地にサンゴが点在しています。
サンゴの上には青色やオレンジ色や茶色と言った、色とりどりのスズメダイたちが群れて、もう癒し感覚たっぷり。
お主人は、漁師の方が経営しているダイビングショップでウエットスーツを作って、それを持ってきました。
3年間使うチャンスがなかったので、今日がおろしたて。
5mm~6mmはありそうな、まさに漁師さんが着ていそうな真っ黒のウエットスーツは浮力がとてもあって、なかなか泳ぐのが難しそうでした。
こちらは不安たっぷりと言っていた奥さま。
泳ぎ始めは自分の思うように泳げなくて、考えすぎて固まってしまうこともありましたが、写真のようにダイビングの後半はようやく魚を見る余裕も生まれてきたみたいです。
ここはバナナベイの中央の4m程度の浅場。
サンゴの上にスズメダイが群れて、キラキラしていますよね。
とてもきれいな場所です。
2本目に潜ったのは、プーケットのラチャノイ島のバナナロック。
ここは10m程度にこんなエダサンゴが一面に広がっている、とてもきれいなポイントです。
枝先が青いとてもきれいなサンゴで、その上に弓矢の先のような模様がしっぽにある、カブラヤスズメダイなどが群れています。
魚の群れの中をふわふわ泳ぐのがこのポイントの楽しみの一つです。
バナナロックには、こんな岩と岩の間を抜けられるところがあります。
岩の間に入っていくときは、ちょっとドキドキですが、地形を楽しめるのもバナナロックの良いところ。
岩と岩の間は水が抜けるので、小さなウミウチワやサンゴができていて、きれいなんです。
バナナロックはこんな巨岩が20m以深にごろごろしていて、ちょっと地底都市みたいに見えます。
シミランのボルダーシティーほどではないですが、そんな雰囲気を楽しめるポイント。
中層をこんな風に泳いでいると、空を飛んで、地底都市を眺めているような感覚になったりします。
ここはバナナロックの岸に近いところ。
岩場にサンゴが所々にできていて、そんな景色を眺めながら、ゆっくりドリフトダイビングしていくのがここの潜り方です。
こんなインド洋固有種のコラーレバタフライがいたり、スズメダイをみたりと、のんびりダイビングのポイントですね。
浅場に群れていたアカヒメジ。
今日はとても天気が良くて、海が青くキラキラ光っていました。
ここは4m程度の浅場なので、太陽の光が差し込んで、黄色い体が光って見えますよね。
奥の青い海もより色が濃くて、黄色と青色のコントラストがとてもきれいです。
2本目になって、すっかり浮力も安定してきたお二人。
二人ともウエットスーツは新調したばかりなのですが、だいぶ新しいウエットスーツの使い方にも慣れて、上手に浮力をとれるようになっていました。
3本目はもうお馴染みのプーケットのラチャヤイ島No1ベイ。
今日はもう風向きがハイシーズンの東風に変わっていましたが、まだ風が弱かったので、このポイントにもダイビングボートが集まっていました。
ハイシーズンになるとこの沈船を潜るチャンスも減ってきてしまうのがちょっと残念。
奥さまは「私は閉所恐怖症だから、沈船はね~?」なんて潜る前は言っていましたが、どうです、なかなか上手でしょ。
潜り終わってみると、「沈船楽しかったです」と言っていただけました。
船の上部の方はこんなキンセンフエダイがいつも群れています。
3本目で西日が入るので、船の上の階の方が魚が良く見えます。
3日目にはピピ島に行ってさらに大量のキンセンフエダイを見ていただこうと思っています。
なかなか格好いいですよね。
すっかり新しいウエットスーツにも慣れてきました。
1本目はどうしても新しいウエットスーツに脚が引っ張られるように浮いていましたが、3本目になると生地の中の気泡も少し潰れてきたのかな。
脚が浮くのも抑えられて、姿勢がとてもきれいになってきました。
視線も前を向いていていいですね。
3年ぶりということで、とても不安だったという奥さまも、すっかり余裕が出てきて、プーケットの海を楽しんでいただけました。
明日もまたラチャヤイ島とラチャヤイ島で潜って頂く予定です。
透明度が良いので、安心して潜れるのが何よりのメリットです。
旦那様はすこしアドベンチャーな、マリンパーク3ファンダイビングに行きたかったみたいでしたが、、、
明日も今日と同じくらいに、透明度がよくて、天気も良いとありがたいな。
またたっぷりと楽しんでいただこうと思っています。