今日、プーケットダイビングにご案内したのは、大学生のお二人。
体験ダイビングでご予約いただきましたが、お一人はオープンウォーターのライセンスを持っていて、もう一人の方も体験ダイビングが5回目でした。
それでも久しぶりのダイビングと言うことで、こうして1本目の最初はロープを使ってスキル練習。
マスクに水を入れたり、レギュレーターを外したり、お二人ともとっても上手でした。

そんなお二人をご案内したのは、ラチャノイ島体験2ダイビング
翌日の午前中のフライトだったので、ダイビング後に18時間以上をあけるために2ダイビングだけにしました。
でももう潜り始めてすぐに、こんなサンゴの上に群れるスズメダイと一緒に、ばっちり写っていましたよ。
二人ともしっかり顔が前を向いているのがいいですね。

今日のラチャノイ島は、波がなかったので、1本目は島の東側のバナナベイで潜りました。
いつもは大きな湾の中央を潜るのですが、今日は湾の南側を潜りました。
6~7mくらいの砂地には、サンゴが点在していて、そこにはこんな透明でキラキラしたスカシテンジクダイやキンメモドキが群れています。
黄色の体をしたアカヒメジもたくさんいて、体験ダイビングにはちょうど良い深度で、しっかり楽しめるポイントになっています。

これは今日1番のベストショットです。
仲の良い二人が、サンゴの上で一緒に写真に写ろうと、手を取り合おうとしているところ。
不思議とこういうポーズの写真って、撮ったことがなかったので、思わずシャッターを押しました。
大学生の若い女性二人って感じですね。

バナナベイの南には、こんな真っ白の砂地が広がっている場所があります。
ちょうどエダサンゴの上を楽しんだ後の、水深が3mくらいなんです。
砂が水面の波でキラキラした模様が映っていて、とてもきれいでしょ。
3mの浅場で、体験ダイバーがこんな上手に砂の上を泳げるのって、実はすごいことなんですけど、あっさりできていたのにはびっくりしました。
青い海をバックに、白い砂が光って、そこに二人の影がくっきりできているのが、とてもきれいですね。
余裕のピースサインでしたよ。

ここは2本目に潜ったラチャノイ島のマリーナベイ。
島の東側から、西側のポイントに回ってきました。
透明度はちょっと落ちてしまいましたが、今日は潮の流れがきつかったので、ツアーリーダーがダイバーのレベルを考えて、潜りやすいポイントにしたそうです。
ここのポイントには、2階建ての家くらいな大きなサンゴがあって、その周りにはこんなフタホシフエダイやキンセンフエダイが群れています。
1本目が終わって、すこし呼吸の話や、きれいな写真の写り方などを船上でレクチャーしたので、体験ダイビングでもこんなサンゴの上に群れる魚たちと一緒に写ることができました。
とても上手でしたよ。

これも事前のブリーフィングで、「このポイントにはフグがいますよ」と説明した通り、少し先のサンゴのところで、クリーニングされているフグを発見しました。
その時の2人のダッシュはすごかったです。
たどり着いた後は、フグの目線まで呼吸を上手に吐いて、深度を下げていました。
モヨウフグはこんな風に、口をぽかんと開けて泳いでいます。
いつ見てもクレヨンしんちゃんにしか見えないのは、私だけでしょうか?

マリーナベイの中央には、こんなエダサンゴが広がっています。
エダサンゴの上に、二人の影が映るくらいな水深で泳いでいるのはすごいでしょ。
視線も遠くを見るようにして、決して焦らずに上手に浮力をとっていましたね。

こんなゆらゆら揺れるサンゴも、地味だけどきれいなんですよ。
ちょうどそこにツノダシがやってきたので、シャッターを押してみました。
二人もしっかり前を向いていたので、ツノダシと写ることがわかっていて、こんな写真が撮れました。

これは後半。
一面に広がるキャベツコーラルの上に、アカヒメジが群れている場所です。
水深は5mくらいだったので、少し光が届いて明るく見えますね。
ラチャノイ島のサンゴは、どれも比較的地味なのですが、それでもその量が多いので、とても雰囲気のあるポイントです。
こんな黄色も群れも、地味なサンゴの上にあると、色が際立って見えるからきれいですね。

今日は若い女性のお客様でしたが、私はちょうどお父さんの年齢くらいだったので、今日は「パパ」と呼ばれました。
なんだかちょっとこそばゆい感じがしましたが、私は子供はいないのですが、ちょうど娘がいたらこんな感じなんだろうな?と思いながら、二人のケアをしました。
最近親子で潜っているお客さんを担当していますが、こんな気持ちなんだろうなと、うらやましくも感じました。
とても仲の良いお二人で、これからもぜひダイビングを続けてほしいです。
5回目の体験ダイビングだったAさんも、「オープンウォーターを取ります!」なんて言ってくれました。
ぜひまたプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。