今日、プーケットダイビングにご案内したのは、昨日ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを潜ったH様ご夫妻。
15本のビギナーだったので、昨日はしっかりとスキルチェックをして、自信を付けていただきました。
今日ご案内したのは、ピピ島シャークポイント
1本目はピピ島のビダノックに潜りました。
ここはこんなウミウチワやサンゴがきれいなポイント。
ちょうど足元にはプーケット周辺のアンダマン海の固有種、トマトアネモネフィッシュもいました。

二人が驚くような表情をしているのは、足元にいるウミガメに出会ったからです。
ビダノックでウミガメに会うのは久しぶり。
甲羅が苔むしているタイマイですが、このカメは顔もなんだか苔だらけでした。

カメを見たあたりには、こんな風にもう魚がビックリするくらいに群れていました。
キンセンフエダイはもちろんですが、フタホシフエダイやニセクロホシフエダイなどなど。
もう二人の姿が群れで消えて見えなくなってしまうほどの量でしたよ。
昨日スキルアップしていたので、この魚たちをゆったりとみることができました。

これは2本目に潜ったピピ島のタートルロック。
潜り始めたすぐのところには、これもフエダイのアーレンバーグスナッパーがきれいに群れていました。
こんなに近づいてもなかなか逃げないのはピピ島の特徴のような気がします。
ピピ島の魚たちは人をあまり怖がらないのは、プランクトンが多いせいなのかな?
でもこうしてお客さんと一緒に写るときれいですね。

プランクトンが豊富で、流れもあるピピ島は、こんな水が抜ける場所に大きなウミウチワやサンゴがついています。
左右にはフエダイの群れがぐるぐると回っていて、岩肌にも黄色や白やピンクなどの細かなサンゴがついていて、なかなか華やかなんですよ。

こんな地形が楽しめるのもタートルロックの良いところ。
きれいな姿勢で泳いでいますよね。
何よりも視線が前をしっかり向いているのが良いところです。

今日も洞窟にも入ってみました。
ちょっと色が緑色ですね。
4月も中旬になって、風向きがローシーズンの西風に少しずつ変わっていました。
ピピ島のピピレイ島の西側に面したタートルロック。
西風が吹いて波立ってきたので、潜れるのもあと少しだと思います。

ビダノックに続いて、タートルロックでもタイマイに出会うことができました。
洞窟から出て、もうダイビングの終了間際だったので、他のチームとバッティングすることなく、タイマイを間近で撮影してみました。
ビギナーのお二人は、遠慮がちでなかなか近くまで寄れませんでしたが、それでもウミガメと一緒の写真が撮影できて、良いお土産ができたと思います。

こちらは3本目に潜った、プーケットのシャークポイント
ここは2の根のトップです。
写真に写っているのは、コウイカです。
番いで泳いでいるところを、一緒に撮影しました。
水深が浅いところは光も入って、透明度も良かったです。
今日はほとんど流れがなかったので、本当にのんびりダイビングができました。

ここは2の根のトップの水深が4m程度のところ。
ソフトコーラルが色鮮やかですね。
昨日のラチャノイ島での1本目は、浅場で苦労していましたが、6本潜って今日の最終ダイビングでは、とても安定して浅場を楽しむことができていました。
私も安心してお二人の泳ぎを見ることができましたし、撮影することができましたよ。

ブランクがあって、経験本数も15本程度とビギナーだったお二人。
それでもご夫婦でダイビングを楽しみたいと、プーケットにやってきました。
「最初は浮くことが心配で~」なんて話していましたが、1本潜るたびに泳いでいる姿の写真を見返してアドバイスもしました。
深場はどんな人でも泳ぐことができますが、浅場の光が入ってキラキラした景色をゆったりと潜れるのは、やはりスキルが必要です。
浅場は身体から窒素を抜く、大切な時間でもあります。
そんな浅場を楽しめるようになって、私もとてもうれしかったです。
ぜひまたご夫婦でダイビングを楽しんでください。
そしてプーケットにも潜りに来てほしいです。
お待ちしています。