先日の台風6号が日本を横断したときに、日本に一時帰国しました。
皆さんの中にも旅行を計画したけど、あいにく台風が近づいてしまった。
そんなときに
・フライトを変更した方がいいのかな?
・でも無料で変更ができるのかな?
・オンラインの旅行会社でチケットを買ったけど、大丈夫だろうか?
・フライトが遅延した時に、ホテル代や食事代は出るのかな?
そんな疑問をもっている方も多いと思います。
私もそんな一人でした。
今日は2026年6月2日~3日にかけての、刻々と変わる航空会社とオンライン旅行会社(Trip.com)の対応について、時系列を追ってまとめてみました。
これからの台風の季節に、フライト変更などを迷った方の参考になったら嬉しいです。
結論からお話します
皆さんが一番気になっている、フライト変更にかかわる料金と、航空会社からの補償について、まずは結論からお話します。
フライト変更は、全日空に直接予約をした方で、全日空だけを利用してプーケットから成田に向かった場合は、事前の早い段階から無料でフライト変更も返金支払いも出来ました。
またフライトが12時間遅れになったので、ホテル代と食事代は、申請後に銀行に振り込まれました。
ただ、判断する時間によって対応も変わりましたし、全日空とTrip.comの対応も異なりましたので、時系列を追いながら説明をしていきたいと思います。
Trip.comで購入したチケットは、プーケットーバンコクー成田
今年の2月に、プーケットからバンコク経由で東京に向かうチケットを、Trip.comで購入しました。
中東情勢の悪化前だったので、バンコク経由が比較的安く手に入ったので、6月2日にプーケット⇒バンコクをタイ国際航空で。
2時間の待ち後に、夜の11時にバンコクを出発し、成田には翌朝の6月3日朝7時に到着する全日空を手配しました。
出発前日(6/1)の午前中
6月2日の出発の日は、ご存じのように台風6号が日本を横断するルートをとっていました。
日本の成田に到着する時間は、6月3日の午前7時でしたから、その時間に台風の影響を受けるかどうか、
飛行機が予定通りに飛んでくれるかどうか、何度も何度もニュースを確認しました。
前日の6月1日の午前中の気象情報では、6/3の朝7時の台風位置は、ずっと変わらず静岡あたりになっていました。
そのため6/1の午前中には、全日空からもTrip.comからも何の連絡も入りませんでした。
出発前日(6/1)の午後になると
全日空の対応
出発前日(6/1)の午後になると、全日空のホームページの運行状況には、6月3日までに台風の影響を受けるであろう便の、情報が記載されました。
そこには6月3日に成田着の便は、希望があれば無料で他の便への振り替えを行うという旨の情報が出ました。
フライトの振り替えは、全日空のホームページ上でできることになっています。
ただ、私の場合はチケットの購入はTrip.comだったため、Trip.comのWebページから航空券の予約変更手続きをとらなければなりませんでした。
全日空のホームページで振替ができるのは、全日空のホームページでチケットを購入した人だけのようでした。
Trip.comの対応
Trip.comのホームページにあるマイプランで、予約したフライトの情報を確認してみました。
すでにプーケット⇒バンコクのオンラインチェックインの時間となっていましたが、特に全日空のフライトの振り替えについての情報は記載されていませんでした。
たださすがに出発前日で、全日空からも無料振替の連絡が来ていたので、今回のプーケット⇒プーケットのフライトを無料振替ができるかどうか尋ねてみました。
対応はロボットチャットでした。
ロボットチャットでは、振り替え希望可能なフライトはすぐに出てきましたが、変更手数料は無料で振替しますとはならずに、「振替料金は検討中」というコメントになりました。
おそらく全日空のホームページでは、希望があれば無料で振替を行うというレベルだったため、Trip.comには全日空からその旨の連絡は入っていなかったようです。
振替料金が確実に無料ではないこと
成田空港が暴風雨になるのは、到着時間前後だったこと
などから、とりあえず出発当日の朝に最終判断することにして、この日はフライトの変更をせずに眠ることにしました。
出発当日(6/2)の朝3時
全日空の対応
出発日当日は、朝の3時に目を覚ましました。
すぐに全日空のホームページを見ると、「6月3日に成田・羽田を発着する終日全便の振り替えを無料で行う」という連絡に変わっていました。
Trip.comの対応
航空会社の対応が、終日全便の無料振り替えとなれば、Trip.comも同様に無料振替になるだろうと考えて、朝の3時からチャットで連絡を取ってみました。
昨晩「振替料金は検討中」となっていたので、ロボットチャットではなく、オペレーターとのチャットに切り替えてもらいました。
同じような境遇の人がたくさんいるようで、なかなかチャットは進みませんでしたが、最終的な回答は「振替の場合は17,000バーツ(約85,000円)」がかかるというものでした。
この金額は、プーケットー東京の1名分の往復料金とほぼ同額でした。
Trip.comが、無料振替にならなかった理由
今回、Trip.comが無料振替にならなった理由は、プーケットからバンコクまでのタイ国際航空の対応にありました。
Trip.comの場合、バンコクー成田の全日空のフライトを別便に振り替えたい場合、一緒に購入したプーケットーバンコクのタイ国際航空のフライトも、他の便に振り替えなければなりませんでした。
タイ国際航空は、全日空と同様にスターアライアンスの航空会社です。
今回異なる航空会社でしたが、この組み合わせでチケットを購入したのは、バンコクでスーツケースを下すことなく、プーケットから成田まで直接スーツケースを運ぶ手配にできたからでした。
ただ、Trip.comのオペレーターの説明では、6月2日の19時発のタイ国際航空は、台風の影響を全く受けなかったため、振り替えた場合は航空会社の規定通りの手数料を払わなければならないということでした。
それが、17,000バーツということだったみたいです。
Trip.comのロボットチャットではそのような突っ込んだ説明はなく、担当オペレーターに変わって初めてその事実を知りました。
旅行会社を使って、航空券を購入したのは失敗だった?
今回の台風のケースでは、おそらく航空会社で直接航空券を購入していれば、オンラインですぐに無料で振替ができたと思います。
ただ、少しでも安く航空券を手に入れたいと、Trip.comを利用してしまったため、振替に多額の料金を支払わなければならなくなったと思います。
そのことを知って、本心「失敗したな~」と思ったものです。
いつも使っているシンガポール航空だったら、航空会社のホームページ上で予約手配を行っていたので、今回の対応も簡単だったと思います。
現に友人は同じ6/2にプーケット⇒東京を、シンガポール航空で予約していて、6/5に振替えたと友人から聞きました。
予定通りに出発することにした
出発の朝、嫁さんを説得させるのに一苦労
ひとしきりチャットをして、
・振替料金が17,000バーツもかかること
・振り替えたフライトがバンコク経由で12時間もかかること
・それに成田到着の気象状況を見ると、ぎりぎり暴風雨になる前に成田に到着できそうだったことから、振り替えをせずに予定通りに出発することに決めました。
ちょうどそのころ、タイ人の嫁さんがいつものように起きてきました。
ただ今日予定通りに出発をすると説明をしようとしたとき、窓の外では横殴りの暴風雨で、まるで台風が来たかのような天気でした。
タイ人の嫁さんには「こんな天気の中で出発するの?」
「命とお金とどっちが大切なの?」とすごい剣幕で怒られました。
もっともだと思ったのですが、
「飛行機も危なかったら飛ばないはずだから」
「夜には天気も落ち着くから」と説得するのに一苦労でした。
空港に向かっているタクシーの中で
全日空からのメール
プーケット発バンコク行きのタイ国際航空は、19時の出発でした。
そしてバンコク発成田行きの全日空は、23時の出発です。
16時頃、プーケットの空港に向かっているタクシーの中で、まず全日空から指定しておいたアドレスに、メールが入りました。
・出発時間が12時間後に変更になること
・便名は変わらず、座席番号も変わらないということ
・旅行の取り止めを希望すれば、払い戻しを受けるられること
などが記されていました。
ただ、慌てて作成したのか、到着時間には誤りがあるなど、簡素なものでした。
Trip.comからのメール
全日空からの簡単なメールが送られてきてから、1分程度遅れて、Trip.comからも指定しておいたアドレスに、メールが届きました。
「予定していた全日空のフライトが、時刻を変更したことを確認したため」という書き出しで、出発時間や到着時間の情報がとてもわかりやすい情報が記されていました。
今回のフライト変更で、料金が発生しないことも、しっかり記載されていました。
また、12時間遅延になっても搭乗を希望するかどうか?をできるだけ早く確認し、それを航空会社に通知いたします。という注意書きもありました。
同じページ内にある「同意して進む」のボタンを押すと、すぐに「便の変更が確定しました」と言う返信が来ました。
とてもスムーズでわかりやすく、安心できたのを覚えています。
プーケット空港に到着して、チェックインカウンターに行ってみると
プーケット空港には、出発の2時間半ほど前に到着しました。
当初の予定通りに国際線のロビーに向かったのですが、カウンターには暇そうにしている地上職員がいて、他にお客さんの姿もなくガラガラでした。
その地上職員から、国際線ロビーではなく、国内線のロビーでチェックインをするように言われました。
バンコクから成田の全日空が、出発時刻変更になったためのようです。
国内線カウンターでは、とりあえずバンコクまでの搭乗手続きをしてもらいました。
Trip.comの案内では、成田までの手続きをするようになっていましたが、地上職員の指示に従い、スーツケースもバンコクでいったん下す手配になりました。
全日空から搭乗手続きの一時中断のおしらせ
タイ国際航空でプーケットからバンコクの飛行機を待つ間に、全日空から
・バンコクでの搭乗手続きを一時中断をしていること
・さらに新たな出発時刻は12時間後になったこと
・そしてバンコクのカウンターチェックインは、出発時刻の3時間前、午前8時35分よりM07-11カウンターになったこと
の連絡が入りました。
この連絡を受けたので、今晩はバンコクで1泊することが決定になったので、急ぎインターネットでバンコク空港近くのホテルを予約することにしました。
この時点では、航空会社からホテル代などの補償があることは、知らされていませんでした。
夕方に嵐のような暴風雨だったプーケットも、私たちが飛び立つ19時ごろにはすっかり天気はおちついていました。
おかげで飛行機内で怖い思いをすることもなく、無事にバンコクに到着することが出来ました。
すでに搭乗手続きは一時中断しているとの事でしたが、バンコク空港に到着してすぐに出発ロビーの全日空のカウンターに行ってみました。
カウンターには3人のタイ人職員が待機していて、片言の日本語で対応してくれました。
そこでは小さな紙で、「保障のお申し込みについて」の説明書きを受け取りました。
記載されているQRコードで全日空のホームページを開いてみると、申請のためのフォームがあり、便名や名前などを打ち込み送信すると申請が完了するといったものでした。
30日以内に申し込みが必要となっていました。
後日、書式に沿って申請をしてみると
・宿泊代は、1人1,000円
・食事代などで、1人2,000円
の補償が指定の銀行に振り込まれました。
金額としては、微々たるものですが、台風と言った天候による飛行機の遅延の場合は、補償はされないといくつかのホームページには書かれていたので、少しでも補填してもらえてラッキーだったと思っています。
12時間遅れで、無事成田へ
バンコクの空港近くのホテルで一泊して、翌朝ホテルでしっかりと朝食をとって、無料送迎をしてもらって、バンコク空港へ向かいました。
出発時刻の3時間前から、搭乗手続きを待つ人は多かったのですが、とてもスムーズに搭乗手続きが済みました。
航空便名も同じで、座席も指定したとおりの席でした。
成田に到着する際も、台風がすでに通過した後だったので、機体が揺れることなく、とても快適に過ごすことが出来ました。
今回は少しでも安いチケットを購入しようと、Trip.comを利用しました。
最初はなかなかフライトの無料変更が出来ず、失敗したな!という思いが強かったのですが、全日空がフライト時刻の変更を正式に決めた後からは、とてもスムーズな対応だったと思います。
また、全日空もさずがに日系の航空会社だけあって、対応もしっかりしていたと思います。
旅行は計画通りに無事に進んでくれることが一番ですが、今回のような経験も思い出に残る旅だったように思います。
私の経験が少しでも、みなさんの役に立てれば嬉しいです。





