今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、昨日から2日間のダイビングを楽しんでいるN様とM様。
アルバイト先の友人で、最近は旅行をするときはいつも一緒だそうです。
ダイビングも沖縄やパラオなどにも出かけたそうですよ。
そんなお二人、オープンウォーターをとってからは、まだファンダイビングは1本だけでプーケットに来ました。
昨日のラチャノイ島ラチャヤイ島を潜り始めるときは、「ロープ潜降しかしたことがないです」と話していたので、果たして2日目にシャークポイントを潜れるかな?と心配でした。
でも上手なフリー潜降も、浮き上がらないための呼吸も、しっかり昨日のうちにマスターしてもらって、今日は準備万端でピピ島シャークポイントに臨みました。
そして今日の1本目。
ピピ島のタートルロックから入りました。
潜降してすぐに出会ったタイマイ。ちょっと小ぶりでした。
それでも他のダイバーがいなかったので、ウミガメを独占。
食事に夢中になっているウミガメが、ちょっと顔を上げたところを写しました。
タートルロックの大きなウミウチワ。
このウミウチワは、1枚だけ目印になるように、何もないところに生えています。
二人の泳ぎもきれいでしょ。
とても経験本数が一桁には見えませんよね。
しっかり前を向いて、下半身にも余分な力が入っていないのが良いですね。
今日は洞くつ側からエントリーしたので、これはチャンスと思い洞くつの中へ。
狭いところが苦手と話していたので、入り口から少し入ったところでUターンしました。
でもこんな青い世界が見られて楽しかったようです。
とても大きなオスのコブシメに守られている、小さなメスのコブシメ。
ちょっとわかりづらいかな?
実はちょっと離れたところには、別のオスのコブシメがメスを狙っていました。
でもあまりにこのオスが大きかったので、手が出せなかったようです。
ちょっとお茶目なN様。
昨日よりもさらに写真写りがお茶目になっています。
後ろの大群はキンセンフエダイと、インド洋固有種のアーレンバーグスナッパーです。
ここは2本目に潜ったピピ島のビダノック。
今日は北側の深場からエントリーでした。
南側の湾内から入った時の印象と、北側の深場から入った時のポイントの印象が、だいぶ異なるのがここのポイントの特徴。
北側の深場から入ると、20m程度には、こんなカイメンがやウミウチワなどのサンゴがあって、ちょっと林の中を散策しているような、そんな雰囲気があります。
もうお腹いっぱい、というくらいに魚の大群を見てもらいました。
それこそ、あっちでもこっちでもキンセンフエダイが群れていて、その量は年々増えているような気がします。
これは3本目に潜ったシャークポイント。
昼過ぎから波が収まってきて、シャークポイントを潜る頃には、すっかり波はなくなっていました。
こんなカイメンと色鮮やかなソフトコーラルが咲いているのが、シャークポイントの特徴。
ここは5m程度の浅場でしたが、サンゴの上を上手に泳ぐことができていました。
ここはシャークポイントの2の根のトップ8m程度。
こんな色鮮やかなソフトコーラルが見事に咲いているところです。
ただ根の上は流れもあって、初心者の2人はちょっときつかったかな?
それでも上手に呼吸を吐き出して、浮力をとっていたのは、2日間の成果だと思いました。
本人たちは流れがあって、ちょっと怖かった、なんて話していましたが、とても上手に流れに乗っていたのには感心しました。
初日にラチャノイ島ラチャヤイ島へ。
2日目はピピ島シャークポイントにご案内しましたが、経験本数が5本だったお二人も、2日間ですっかり上達して、プーケットの魚たちやサンゴをたっぷりと楽しんでもらうことができました。
これからもいろいろな海を潜って、どんどん上手になってほしいです。
そしてプーケットにも、また潜りに来てください。
お待ちしています。