今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、1年半前にアドバンス講習を受講されたお二人。
その後、日本で少しだけ潜ったそうですが、もう1年近くダイビングをしていないとおっしゃっていました。
今回はブランクあるので、透明度が良くて、落ち着いて潜れるポイントを希望されました。
プーケットの風向きは、もうすっかりハイシーズンの東風に変わっています。
メールで「直前の天気や海洋状況を判断してポイントを決めましょう」と打ち合わせをしていました。
そのため、今日は少し波も出てくるということだったので、これからの時期にメインのポイントが潜れて、透明度も安定してくる、ピピ島マリンパーク3ファンダイビングにご案内していました。
1本目はピピ島のビダノックです。
写真からもわかるように、海の中は決してスコーンとは抜けていません。
ただ安心して潜れて、魚もしっかり楽しめる透明度があります。
砂地にいたのは、水玉模様があるヤッコエイです。
ここの湾内は、キンセンフエダイ大群とフタホシフエダイの大群が、雲海のように群れています。
下の写真でもわかるように、もうダイバーが魚の群れで見えませんね。
これは湾内から少し外れた、深場で撮影した魚の様子。
キンセンフエダイの大群ばかりでなく、少し大きめで黄色の身体に、黒い墨があるにニセクロホシフエダイや、銀色の身体に黒い墨があるアーレンバーグスナッパーなども群れていて、見渡す限り魚だらけでした。
また水底には、光を当てると鮮やかな色をした様々なサンゴもあって、エアと減圧不要限界さえ許せば、いつまでもずっといたくなる、そんなポイントでした。
熱帯魚らしいハタタテダイ。
可愛らしいでしょ。
これは2本目に潜った、ピピ島のマッシュルームロック。
いつも利用しているボートのツアーリーダーが変わって、数年ぶりにこのポイントに入りました。
ここはいつも潜りなれているピピレイ島のタートルロックよりも、北にあるポイント。
ピピレイ島は、北に行くにつれて、水面にキノコの頭のような岩が出ています。
水の中では大きな岩の柱が、何本もニョキニョキ生えているそんな感じです。
ただその岩の周りには、写真のように魚たちが大きな群れを作っています。
またウミウチワや色とりどりのソフトコーラルも生き生きして、とても華やかなポイントになっています。
タートルロックのように、頻繁に人が入るポイントでは、数が減ってしまったカラフルなソフトコーラル。
岩肌を赤や紫、黄色、白と華やかに覆っています。
久しぶりにサンゴの美しさに感動してしまいました。
1年ぶりのダイビングをしたお二人。
1本目は潜降もなかなか沈むことができず、ビダノックの魚影も存分に楽しめなかった、なんて話していましたが、2本目はすっかり余裕が出て、魚やサンゴを楽しんでいましたよ。
魚の群れの中に、仰向けになりながら突っ込んでいました。
海の中の無重力を存分に楽しんでいましたね。
これは3本目に潜ったプーケットのシャークポイント。
イソギンチャクの裏側が紫色できれいですね。
浅場には、こんな黄色と赤色をしたサンゴが所々で見られます。
ウミウチワの一種だと思いますが、もっと鮮やかな赤色(ピンク色)と黄色をしています。
大きさもそれほど大きくはならないのですが、とてもきれいなサンゴですね。
久しぶりのお会いしたお二人は、以前と変わらず明るくお元気でした。
1年半前は、痩せ型の体型で、ダイビング中にあまりの寒さに耐えきれず、ロングウエットスーツの上に、スプリングのウエットスーツを重ねて、寒さ対策をしたA様。
この1年でウエイトトレーニングをして、8㎏体重を増やしてきました。
今回も寒さが心配で、ロングウエットスーツを希望されましたが、以前着たロングウエットスーツはきつくなってしまい、着ることができませんでした。
でも今回はスプリングタイプのウエットスーツで寒さを感じることもなかったようです。
魚影に何度も仰向けで突っ込んでいたN様。
日程には余裕があっても、2日潜ると疲れてしまうので、今回は、無理せず1日だけ潜ることに決めました。と話していました。
ホテルに着いたら、ばたんきゅーだったみたいです。
でも、お別れの時には、「また潜りに来ます!」とおっしゃっていただけました。
ぜひまたプーケットのお越しください。
ちなみに、私のショップでは、痩せ型のお客様のために、ロングウエットスーツもご用意しています。
普段から眼鏡をしている方には、度付きマスクなどもご用意できます。
なにか心配なことやご希望があれば、お問い合わせ段階でおっしゃっていただくと対応しやすくなります。
お気軽にご連絡ください。