今日も風が少し強いですが、気持ちの良い天気のプーケットです。

さて耳抜きについてもう少しだけお話しさせてください。

耳抜きの一番よく知られている方法

耳抜きの方法で一番よく知られているのは、バルサルバ法だと思います。
鼻をつまんで口を閉じて、息を耳に送り込む方法です。

「お客様に飛行機の上で耳が痛くなった時はどうしていますか?」と尋ねると、決まってこの方法をしています。と答えが返ってくるくらいに一般的な方法だと思います。

意外と難しい?

ただ普段つばを飲み込んだり、あくびで耳抜きをしている人たちは、この方法を使ったことがないので、意外と難しいとおっしゃいます。
体験ダイビングの説明でも、「ちょっとやってみてもらえますか?」と言っても、すぐにできない人も多いです。
私も同じでした。

まさに鼻をかむ

そこでそんな方にはよく、「鼻をかむようにしてみてください」とお伝えします。
片手で鼻をつまむのではなく、まさに鼻をかむように、両手で鼻をおさえます。
そうすると意外にわかりやすく、「あっ、ぷくっていいました」と理解できるようです。

なのでそんな方々は、海の中でも両手を使って、耳を抜いていました。

耳抜きで気を付けて欲しいこと

体調が悪くて鼻をかむ

あとダイビング時の耳抜きで、気を付けて欲しいことや、大切なことを少し書き加えておきます。

1.体調が悪いときは耳が抜けづらい

よくプーケット旅行のため、休暇をとる前に目いっぱい仕事をして、体調を崩してしまう人や、飛行機の中の乾いた空気でのどを痛めてしまう人がいます。

それでもせっかくダイビングの予約をしたのだからと、無理をしてダイビングをする方がいますが、そんな方はなかなか耳が抜けません。

体調が悪いのに無理をして、結局帰りの飛行機で耳垂れが起こったという話も聞きます。
注意しましょう。

2.睡眠不足

体調は悪くないけれど、睡眠不足の方はよくいらっしゃいます。
特にフライトが夜便だったために、飛行機内で眠れなかった方などです。

プーケットのダイビングボートは横になって眠ることもできますから、そんな時は無理をせずに眠っておくようにしましょう。

3.深酒

深酒

せっかくプーケットに来たのだから、夜もしっかり遊んでおこうと、ダイビングの前日も遅くまでお酒を飲む方が時々います。
耳が抜けない心配もありますが、減圧症(潜水病)の心配もありますので、ダイビング前日の飲酒はほどほどにしておきましょう。

4.久しぶりのダイビング

しばらくダイビングをしていないときは、意外と耳が抜けづらいものです。
私達インストラクターでもそれは一緒です。

5.急な深度変化

初めての体験ダイビングで、耳が抜けやすい方は意外と、落ちるようなスピードでロープを下がってきます。
順調に抜けていればいいのですが、いったん耳が抜けなくなると慌ててしまう方がいます。

またダイバーの中には、早く潜らなければと焦って、ヘッドファースト(素潜りのように頭から先に潜っていく方法)で潜る方もいらっしゃいますが、いったん耳が抜けないとこれも耳を傷めてしまう原因になります。

6.過度の緊張

特に初めてのダイビングをされる方、またその日が天候がすぐれず、水面が波立っていたり、雨が降っているとなかなか緊張がほぐれません。
まずはリラックスることがとても重要です。

7.鼻づまり

プーケットには花粉症はありませんが、アレルギー性鼻炎などで鼻詰まりを起こしていると、やはりなかなか抜けません。
事前によく鼻をかんでおくなどの準備が必要です。

8.肥満

体質的にも鼻が抜けづらいのは、肥満体質の方です。
船の上で耳を抜く練習をしておくのが良いでしょう。

心配な時には

睡眠不足だったり、鼻づまりだったりと、お客さんの身体の情報は、必ず潜る前にインストラクターに伝えておくのが良いと思います。

インストラクターも状況を判断して、ロープがあればそれを使って潜降しますし、体験ダイビングではロープを事前に用意してきます。

耳を抜くタイミング

体験ダイビングの説明で、

Q.「潜っていったら耳が痛くなりました。」
Q.「さぁどうしましょう?」
と質問すると、皆さん必ず考え込んでしまいます。

Q.「耳が痛くなる原因は、強い水圧がかかってきたからですよね。」
Q.「ならばその水圧を弱めてあげればいいんですよね。」
Q.「さぁどうしますか?」
と質問を変えてあげると、少し上に上がると皆さんが気付いてくれます。

ロープがあれば少し(1m程度)上に上がって耳を抜いてみましょう。
その時に抜けづらい方を上にするのも一つのコツです。
まだ抜けないときはもう少しだけ、上に上がって耳を抜いてみましょう。

やっていけないこと

これは体験ダイビングの方に多いのですが、耳が抜けづらいからと言って、水面に顔を出したがる人がいます。
1度に限らず、何度も心配になって「水面に上がりたい」のサインを出してきます。

安心感を得たいためだとは思うのですが、実はこの『潜って上がって』を繰り返していると、耳が抜けなくなってしまうことが多いです。
また減圧症(潜水病)なども心配になります。

絶対にやってはいけないこと

耳抜きで絶対にやってはいけないことは、強引に耳を抜くことです。
特に今日のバルサルバ法は、(私もそうですが)つばを飲み込んでも抜けなかったりした時の、最終手段に使う方もいます。
そのため、意外と強い力で耳を抜いてしまいがちです。
強引な耳抜きは耳を傷める原因になります。

以前インストラクターで、体調を崩しているにもかかわらず、代わりのスタッフがいないので無理をしてダイビングをして、結局耳を傷めてしまった人がいました。
決して一人だけではないです。

耳を抜くときは優しく息を送り込んであげましょう。
抜けないときは少し上に上がってゆきましょう。
決して強引に耳抜きをしてはいけません。

この記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
少しでも皆さんのダイビングスキルアップの、お役に立てたらうれしいです。
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