今日のお客様は20代後半の男性。
このコロナ禍で日本を脱出して、海外で研修をされている、とても気さくなお客様です。
ダイビングの経験本数は決して多くはないのですが、とてもセンスの良い方で、プーケットで2日間ダイビングをしていただきます。
初日の今日は、マリンパーク3ファンダイビングを楽しんでいただきました。
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マリンパーク3ファンダイビングの1本目は、大型沈船ポイントのキングクルーザー。
日本でカーフェリーとして使われていた船を、プーケットとピピ島をつなぐ、人だけを乗せるフェリーとして利用していた船です。
鉄板があるので、大型沈船だとわかるのですが、沈んでからもう20年近くが経つので、船の上は華やかなソフトコーラルと魚たちで覆われています。
光を当てるとソフトコーラルがきれいですね。
流れがあると、こんな風にポリープが開いて、とてもきれいなのがソフトコーラルの特徴です。
これは船首のカーデッキで撮影した写真。
今日は流れが船首から船尾に向かっていたので、カーデッキの入り口からこんなキンセンフエダイの群れが、目の前が見えなくなるくらいに入ってきました。
お客様は大興奮です。
これは2本目のプーケットのシャークポイント。
ちょっと陰に隠れてしまってたので、見にくいかもしれませんが、10㎝くらいの大きさのタイガーテイルシーホースです。
少しお腹が大きいかな?
目がキュートでかわいいですね。
イソギンチャクの裏側を撮ってみました。
こんな紫色が海の中でもとても目立ちます。
イソギンチャクの裏側はこんな紫色や、白色、黄緑色や深緑色と、意外とカラフルです。
こんな大きなウミウチワがあるものシャークポイントの特徴です。
それだけ流れが激しいポイントと言うこともできるのですが、今日は泡を見てもらえばわかるのですが、それほど流れていませんでした。
お客様はウミウチワについた、キンセンフエダイの群れやフタホシフエダイの群れを撮影しているところです。
2本目からは少し余裕が出てきたので、持参したGoProを持って海を楽しんでいました。
プーケット周辺のアンダマン海の固有種、トマトアネモネフィッシュです。
ちょっとあっちの方向を向いてしまいましたが、トマトのように真っ赤な体がきれいですね。
大人になると黒すみが付いてきますが、子供のころは本当に真っ赤なんですよ。
ここにいるトマトアネモネフィッシュは一匹だけですが、意外とカメラを向けても隠れることなく、こんな風にダイバーの顔あたりまで近づいてくれます。
これは3本目に潜ったプーケットのドクマイ島。
ドクマイっていう響きが、日本の人には毒々しい感じに聞こえますが、「ドクマイ」はタイ語で「花」を意味します。
ドクマイ島は「花の島」ですね。
とてもきれいな名前なんですけど、プーケットから1時間のところの海の真ん中に、ポツンと浮かぶ島を、池に咲いた蓮の花に見立てたんじゃないかな、と思います。
このドクマイ島は、東側のポイントが岩壁になっています。
ちょうどその真ん中あたりにこんな洞窟があるのが特徴で、中に入ることもできます。
ちょっとスリリングですが、こんなシルエットがきれいなのもドクマイ島のいいところです。
ドクマイ島には浅場にはこんなウミウチワが重なるようにしてあります。
やっぱり流れが強い象徴なのですが、とてもきれいですね。
昨日は3本目の時間帯は、結構流れていました。
それでもお客さんは上手に呼吸をして、中性浮力をとっていて、センスの良さがよくわかる1本でした。
今日はダイナミックなマリンパーク3ファンダイビングを潜ってもらいましたが、明日は癒し系の代表、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを潜っていただきます。
台風が来ているみたいで、ちょっと波が心配なのですが、ダイビングボートは大型で、横幅もあるので、なんとかダイビングができるんじゃないかな、と思っています。
明日もたっぷりとプーケットのダイビングを楽しんでいただこうと思っています。