今日もベテランダイバーのお二人とダイビングに行ってきました。
今日ご案内したのは、マリンパーク3ファンダイビング。
ラチャノイ島ラチャヤイ島の方が透明度はよいことは知っていましたが、もう数百本もダイビングをしているお二人には、大型沈船や圧倒的な魚種魚影を楽しんでいただきたいと思い、マリンパーク3ファンダイビングにしました。
★お客様の直筆のダイビングの感想を、お客様の声に掲載中★
1本目に潜ったのは、プーケットを代表する大型沈船のキングクルーザー。
写真は船首のウインチの部分。
奥の方に見えるのはエンジンルームに降りるためのドアだと思います。
日本で六甲丸と呼ばれていたころは、カーフェリーだったので、船首には大きな車の搬入口があり、沈船になった今では、そこからキンセンフエダイの大群が船の中へ入り込んでいます。
この写真には写っていませんが、船の壁面を覆いつくすようなキンセンフエダイの大群は、本当に見事です。
プーケットのキングクルーザーは沈んでからもう20年近く。
鉄板の上にはこんな色鮮やかなサンゴがびっしりとついています。
紫色に見えるウミトサカの仲間のサンゴは、シャークポイントあたりでも見ることができますが、黄色に見えるイボヤギはこのキングクルーザーが一番見事だと思います。
今日は満月の次の日でしたが、満潮いっぱいの時間帯に当たっていたので、思ったほど流れがなかったので、イボヤギも筒のままが多かったのが少し残念でした。
それでもこうして写真で見ると、華やかさが伝わってきますね。
これは船首付近の甲板の上。
S様の奥の方にはキンセンフエダイの大群の影が見えます。
紫色に見えるソフトコーラルがきれいですよね。
ちょっと左手に見える黒っぽい魚は、ひれがリボンのようにひらひらしている、クロリボンスズメダイ。
真っ黒の身体に、ひれの部分がちょっとだけ黄色の、かわいい魚です。
サンゴの上でカーテンがひらひら揺れるように見えます。
はい、これがキングクルーザーのキンセンフエダイの大群。
甲板の上に着いた紫色のソフトコーラルが、もう見えなくなるくらいの魚影です。
ダイビングも後半だったので、深度を下げることなく上の方から見下ろす写真になっています。
見事でしょ。
ロープのところで安全停止をしているS様。
400本以上潜っているK様は、ロープにはつかまずに中層に漂いながら安全停止中。
注目してほしいのは、ロープにつかまっているS様のマスクのストラップに着いたトランシーバーです。
ちょっとアップにしないとわからないですか?
これ、ダイビング中に使うことができるダイブトランシーバー。
カシオ製品の開発を行っている、山形カシオの商品ですが、特筆すべきは骨伝導で相手と話すところです。
ダイビングはレギュレーターをくわえているので、声は出せません。
なので、耳横に着けたこのトランシーバーが骨伝導をとらえて、相手と話すことができます。
話すときは、トランシーバーを軽くたたきます。
声で話すようにはっきり聞こえないみたいですが、それでも十分に水中で話をすることができるんですって。
私もこれを始めてみたのは、もう15年位前になるので、お客さんがこれを使っているのを久しぶりに見て、びっくりしました。
これは2本目に潜ったプーケットのシャークポイント。
昨日よりもちょっと透明度は落ちていました。
それでもこんなジャイアントフュージラーが流れてくる様子は、きれいでしたよ。
ちょうどこの後にピックハンドルバラクーダが私たちの目の前を通過して、お客さんが驚きの声を上げたのが印象的でした。
これはダイビング後半のシャークポイントの2の根の付近。
ここにもこんなキンセンフエダイの大群が根の上を覆うように群れています。
2本目の時間帯は、流れが程よくあって、魚たちもきれいに群れていました。
今日はGoProをもってダイビングをしたS様。
群れの中に上手に入り込んで、迫力ある動画を撮っていました。
シャークポイントの2の根のトップです。
5mと8mの岩の間は流れが止まっていて、こんな色鮮やかなソフトコーラルがお花畑のように咲いています。
昨日はのんびり景色を眺めていたS様ですが、今日はもう動画を撮るのに夢中ですね。
でもさすが200本以上潜っているので、こんな岩の間も上手に泳いでいました。
これは3本目に潜ったプーケットのドクマイ島の洞窟の中。
ここの洞窟は、とっても大きな洞窟の中にある、小さな洞窟です。
人が二人横並びになるがやっとくらいの大きさ。
奥行きは、15mくらいかな?
それでも洞窟らしく、奥に行くにしたがって真っ暗になります。
こうして奥の方から入り口付近を見ると、青い世界が広がっているのがきれいです。
でも今日は人が多すぎました。
今日のドクマイ島はとても流れていました。
S様の後ろにある泡を見てもらえると、泡が斜め横に勢いよく流れているのがよくわかりますね。
ちょうどここは流れが止まっているくぼみで、サンゴや岩壁近くに群れるフタホシフエダイの群れなどを見てもらいました。
透明度はこの写真からもわかるように、まあまあきれいでした。
2日間のダイビングで、プーケットの魚種魚影をたっぷりと楽しんでいただきました。
普段は沖縄で潜ることが多かったというお二人。
初めてダイビングするポイントは、やはり楽しいとおっしゃっていただきました。
ダイビングボートも豪華で、ゆったりくつろげるのも気に入っていただけたみたいです。
次はぜひシミランクルーズで、さらにダイナミックなプーケットの海をご案内したいです。
ぜひまたプーケットにダイビングをしに来てください。
お待ちしています。