今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、一人でアジアを旅行されているT様。
タイには1ヶ月ほど滞在の予定で、その間にダイビングのライセンスを取りたいと、私のショップにお問い合わせをいただきました。
昨日の午前中に学科講習をして、午後からはプールで3時間ほどかけてスキルの練習をしました。
なかなか熱心で、潜降も上手だったでした。
そんなT様は、体験ダイビングも2回ほど経験されています。
ただインストラクターにがっちりつかまれて、自分自身で海を泳ぐのは初めて。
これは1本目のラチャヤイ島を潜り始めた時の写真。
なんだかピースはしていますが、緊張感たっぷりですね。
自分の思ったようなイメージならずに、苦労しているところです。
15分くらいして砂地に出た頃から少しずつ泳ぐ感覚をつかんできたようです。
身体がちょっと水平に近くなっているでしょ。
魚に近づこうとする余裕も出てきました。
今日は、波があったので、ラチャヤイ島はバンガローベイを潜りました。
ここの砂地には、こんな小さなヤッコエイが何匹もいます。
砂の上でバフバフしながら、ダイバーが近寄っても、それほど逃げないので、近くで観察することができます。
青い水玉模様があるのがわかるでしょうか?
今日はラチャヤイ島2ダイブのボートだったので、ご飯は船会社が経営するレストランで作ったものが出ました。
ちゃんと船の上で温めて、お客さんに提供してくれます。
ここの船会社もイスラム系なので、豚肉はでずに、鶏肉がメインの料理です。
これは2本目の始め。
水面でウエイトの脱着です。
水中から上がってきて、ゴムボートなどに乗るときなどは、こんな風にウエイトを外したり、BCDを外してゴムボートに乗り込みます。
そんなスキルを練習しました。
なかなか余裕があって上手でしたね。
昼食の後に船の上で、1本目の写真を見ながらスキルの話をしました。
潜降をうまくする方法や、姿勢や呼吸の話を、写真で見ながら改善点を指摘しました。
T様も、どこをどう直してゆくべきなのか理解できたみたいです。
2本目は積極的に中性浮力をとるように心掛けたようです。
水底から、1mくらい上をできるだけ安定して泳ぐように心掛けていたようです。
ちょっと肩がこわばっていますが、それでも体はぐっと水平に近づいてきました。
講習といっても、プーケットの海を楽しんで頂くのは大切なこと。
ラチャヤイ島のバンガローベイには、こんな立派なテーブルサンゴがあちこちにあります。
いまではとても貴重ですね。
こんなスポンジのようなのもサンゴです。
ラチャヤイ島のバンガローベイでは、こんなフタホシフエダイの群れが見られます。
T様もすっかり魚になりきって、楽しそうでした。
あしたは、海洋実習の2日目。
オープンウォーター講習の最終日です。
すでに学科の50問テストもクリアされているので、あとは潜るだけ。
明日は、コンパスなどに挑戦してもらいます。
行き先はラチャヤイとの少し先、ラチャノイ島でもぐります。
最後の1本は、ファンダイビングでまたラチャヤイ島を楽しんで頂く予定です。