今日プーケットダイビングにご案内したのは、今日が2日目のダイビングになるB様親子。
昨日のラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングでしっかり、スキルアップしたので、今日はピピ島シャークポイント3ファンダイビングでたっぷりと魚の群れを堪能して頂きました。

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今日は50人は乗れる大きなボートに、お客様は8人ほど。
もうゆったりとスペースを使うことができました。
上の写真でもタンクとタンクの間に、余裕があるのがわかりますよね。
慌てず、せかされるずにダイビングができるのは助かります。

さて今日の1本目はピピ島のビダノック。
西風が吹いているので、浅場はどうしてもうねりが強かったです。
それでもほかにお客さんがほとんどいないので、海の中では魚たちを独占できました。
これはキンセンフエダイの群れ。
お母様は魚に囲まれて大満足です。

こちらは浅場に群れていたフタホシフエダイ。
泳いでも泳いでもずっと群れ、群れ、群れでした。

これは2本目に潜ったピピ島のビダナイ。
今のシーズンは西風が吹いているので、映画の舞台のマヤベイがあるピピレイ島ではダイビングできません。
波があまりないときは、このビダナイ島を潜ることが多くなってきます。
ビダナイ島の西側には、こんなスイムスルーがあります。
とても上手に穴の隙間を泳いでいますよね。
視線もしっかり前を見てとても上手でした。

ビダナイ島では、プーケット周辺のアンダマン海の固有種、トマトアネモネフィッシュをあちこちで見ることができます。
これは南のはずれにある根で撮影したもの。
フラッシュを当てると、真っ赤な体がさらに赤くなるのがよくわかりますね。
まさにこれはプーケットの写真なんですよ。

ビダノックの魅力はこんなバラクーダの大群や、フエダイの大群が見られるところ。
ちょうどこの時間は、潮が離れ根に当たっている時間帯で、根の先にいくとこんな立派なバラクーダの群れに出会うことができました。
ブリーフィングでも塩焼きサイズのような小さなカマスではなくて、銀色の身体がギラギラした立派なバラクーダが見られますよ。なんて話をしていたのでバッチリ当たって良かったです。

こちらは根の上に群れていたフエダイの群れ。
黄色い身体をしたキンセンフエダイに、ちょっと大きめの黄色の身体に、お尻に黒点があるニセクロホシフエダイ。それと銀色の身体にお尻に黒点があるアーレンバーグスナッパー。中層には目の前が見えなくなるくらいのフュージラーの群れと、もう360°どこを見渡しても、群れ、群れ、群れでした。
ちょっと透明度がぼんやりだったのが残念でしたが、それでも十分に魚たちに囲まれて、魚影を楽しんでもらうことができました。

写真でもわかるように、天気は良かったんです。
日差しの強さがよくわかりますよね。

3本目に潜ったのは、シャークポイント
今日は隠れ根の2の根から潜降しました。
サンゴに囲まれた砂の上には、いました!トラフザメです。
しばらくダイビングしていなかったので、トラフザメがまだいてくれるかとても心配だったのですが、お客様にもばっちり見ていただけて安心しました。
他にお客さんがいなかったのも良かったです。
ハイシーズンの時は、トラフザメの周りに大勢のダイバーがいて、落ち着いてみることができなかったですからね。

流れはちょっとだったので、こんな大きなウミウチワやカイメンのあるあたりを、のんびりと泳いできただきました。
私のイメージするシャークポイントらしい景色です。じっくりと楽しむことができたと思います。

シーホースもまだ同じ場所にいてくれました。
しかも2匹に戻っていました。
これもハイシーズン中でお客さんがいっぱいいた時には、1日に何百回とフラッシュを当てられて、ウミウチワの中に隠れていることが多かったのですが、今日は2匹ともしっかり身体全部が見えて、かわいい姿をじっくり観察することができました。

昨日1日、しっかりとスキルの練習をしたので、今日は落ち着いて魚の群れを楽しむことができてよかったです。
ブラックチップシャークも、トラフザメもシーホースも、バラクーダも見られて、プーケットとピピ島のダイビングの魅力をたっぷりと味わっていただけました。
明日はマリンパーク3ファンダイビングに行ってきます。