今日、プーケットダイビングにご案内したのは、先日オープンウォーター講習を修了されたT様。
1週間おいて、今度はアドバンス講習にチャレンジです。

今日ご案内したのは、ラチャヤイ島
すでに学科講習をeラーニングで済ませてきて、あとは海を潜るだけです。
1本目はラチャヤイ島ベイNo1に入りました。
ここでは、アドバンス講習の必須科目、アンダーウォーターナビゲーションを行いました。
下の写真は、コンパスを使っての四角形ナビゲーションです。
180°の方向に25キック進んだ後に、時計回りに90°づつ回っていきます。
1本目は流れが強くて、元の位置に戻ってくるのは難しかったですが、それでも上手にコンパスを使っていました。

これは2本目に行ったピークパフォーマンスボイヤンシー(中性浮力)。
すでにオープンウォーター講習で、中性浮力の話はたくさんしていたので、今回は2ダイブ目に実施しました。
これは逆立ちをして、呼吸で上下する練習。
サンゴの下に隠れた魚などを見ることを想定しています。

これは海の中で使えるフリスビーみたいなもの。
アクアディスクと言います。
3mくらい離れて、中性浮力をとりながら、キャッチボールをします。
ヘディングをしたり、キックで返したり、あれこれ工夫しながら楽しみながらの練習です。
なかなか難しいんですよ。

講習中とはいえ、海の中を楽しむことが最優先。
こんな大きなフグが現れて、しっかり記念撮影です。

これはプーケットを代表するクマノミ、スカンクアネモネフィッシュです。
紫色のイソギンチャクの裏側もきれいですよね。

初日に潜ったラチャヤイ島バンガローベイの北側。
あの時は、中性浮力があまり取れずに、サンゴにぶつかりそうになったり、ずいぶん上の方にいたり。
その時のことをT様もよく覚えていました。
ずいぶんと上手になりましたね。

これはインド洋固有種のインディアンバナーフィッシュ。
長いまつげが特徴の魚です。
写真でもその長さがわかるでしょうか?

砂地にいたクマノミと一緒に撮影。

こっちはドクウツボです。

3本目は、ドリフトダイビング。
エントリーはマイナス浮力エントリーで、あえてBCDの空気を抜いて水中集合してもらいました。
ドリフトダイビングは、特に難しいスキル練習はないので、もっぱらファンダイビングのよう。
今日もフタホシフエダイがぐしゃぐしゃっと群れていたので、たっぷりと楽しんでもらいました。
水面に上がった後は、波立っていることを想定して、フロートを膨らませて、船に知らせる練習もしました。

アドバンス講習は、実際の海で使う場面をしっかりと伝えて、それを想定してお客さんに実践してもらうようにしています。
難しいスキルはありませんが、役立つスキルを身に着けてほしいと思っています。
あしたはピピ島マリンパークに行ってきます。
今まで潜ったプーケットの南側と全く違った景色も楽しんでもらいたいと思っています。