今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、九州からお越しの女性お二人。
Cカード（ダイビングライセンス）は持っていませんが、すでにグアムや沖縄で何度も体験ダイビングをしたことがある、いわゆる体験マスター。
そんなお二人を今日もラチャノイ島ラチャヤイ島にご案内しました。
泳ぎ始めてすぐにもうこんな感じ。
今日のお二人のすごいところは、姿勢がきれいなところ。
フィンの使い方が上手で、しっかりと水をとらえているので、体のバランスがとても上手に取れています。
今日は天気も回復して、日差しも出ていました。
白い砂地に写る、ダイバーの影がしっかり見えますよね。
奥の青い海の感じもわかるでしょうか。
透明度、日差しがともに良くて、とても気持ちの良いラチャノイ島のバナナベイでした。
2本目に潜ったのは、プーケットのラチャノイ島のマンタベイ。
体験ダイビングだったので、湾内から入りました。
こんな茶色っぽいエダサンゴが浅場に密生しているのが、ここマンタベイの特徴です。
エダサンゴの上にも影ができていますよね。
それだけサンゴ近くを泳いでいるということなんですけど、体験ダイビングでここまでサンゴに寄れるのはすごいことなんです。
姿勢（トリム）も上手に取れていますよね。
まったく緊張した感じがないのもすごいところです。
マンタベイの南のサンゴには、こんな透明度でキラキラしたスカシテンジクダイがよく見られます。
季節によって増えたり、食べられてしまって減ってしまったりしますが、今は量がたくさんいてとてもキレイ。
体験ダイビングのお客さんには、こんな風景がとても好評です。
今日は南のはずれにタイワンカマスの大群がいました。
青い海に日差しに照らされたカマスの身体が、銀色に光ってきれいですよね。
湾のはずれをぐるぐると回っていました。
今日は1本目のバナナベイでもカマスを見て、船上でカマスに出会ったときの上手な見方を伝授しておきました。
群れの下からじわじわと寄っていき、カマスの身体が自分の横に来るくらいまで来たら、動かないようにする、なんて話を実行して、しっかりカマスに囲まれることができました。
右を見ても、左を見ても、後ろも前もカマスだらけです。
もう癒し系満点の風景でした。
体験ダイビングのお客さんにとって、フグは大物です。
1本目のバナナベイで出会ったときは、ゆっくり見る暇もなく通り過ぎてしまいましたが、2本目のマンタベイでは遠目にフグがいて、上手に近寄ることができました。
マンタベイの浅場は、こんなオレンジ色のネッタイスズメダイや、水色のデバスズメダイ。
それに茶色っぽいカブラヤスズメダイもまざって、癒し系満点の風景を作り出してくれています。
上手にその魚達と一緒に写る深度まで、下げていってこんな写真を撮ることができました。
いやいやもう二人のスキルには驚きです。
これはキャベツコーラル。
花が咲いたように見えて、とてもきれいですよね。
二人ともしっかり前を向いていて、絵になりそうな風景が見えると、写真の写り方を考えて、上手に泳いでくれました。
モデルさんにしっかりなっていたのにもびっくりです。
予約はラチャノイ島体験2ダイビングでもらっていたので、2本で終わるはずだったのですが、ダイビングがあまりに楽しくて、3本目も潜ることになりました。
これはプーケットのラチャヤイ島で出会ったネズミフグ、ハリセンボンです。
お二人とも以前に沖縄で体験ダイビングをした時も、自由に泳がせてもらっていたそうです。
それにしても、あまりに上手だったので、体験ダイビングを3本潜って、私は220枚も写真を撮ってしまいました。
普段、体験ダイビングは100枚も撮れば多い方なのですが、お二人がプーケットの風景の中に上手に写りこんでいたので、思わず何度もシャッターを切ってしまった、という感じです。
透明度もよくて、天気が良かったのも、良い条件だったと思います。
潜る前は、「Cカードは取らないんですか？」と尋ねても、「3日間もダイビングに使うのはもったいないから、取りません」と話していたお二人。
でも今日の1日で、すっかりダイビングが楽しくなって、最後のダイビングの感想には「Cカードを取ることに決めました」と書いてもらいました。
ぜひオープンウォーターをとって、ダイビングを楽しんでもらいたいです。
また是非プーケットに潜りに来てください。
内容が良かったら、ワンクリックをお願いします！
